筑波大名誉教授の大濱徹也先生、北海道教育大で教鞭を取っていた村田文江先生と、天塩町の方々、北方資料研究会の黒井茂さんなどの尽力で行われてる「てしお塾」に初めて参加させてもらった。参加と言ってもただ講義や討議の様子を聞いているだけなのだが、この活動は、天塩の歴史・住民の記憶を、大濱先生の言葉で「地貌」として多層的に捉える試みだと思えた。そして何よりもこの活動は、過去の歴史を探りながら、未来に向かっている。

 

まず、会場に展示された戦争の記憶にまつわる資料

 

 

 

 

 

 

 

大濱徹也先生です。

 

村田文江先生と黒井茂さん

 

雄信内というこの地区に残された写真が展示され、放送大学のために制作された30年ほど前の映像も上映されたが、実に興味深い内容です。

開拓民の生活に根ざした祈りやそれが一つの基盤となった共同体といった、まさに

今日の世界で、緊急に思考されなければならない問題系が、幾つもそこにあるようの思われます。

 

住民の方々の熱を帯びた積極的な参加がとても印象的でした。

 

 

 

 

私自身の理解不足で、今回は簡単にしか触れられませんが、この活動は来年も継続されます。いずれもっと掘り下げた報告をできるようにしたいとおもます。