夕張博物館の模擬坑道に火災が発生しました。北海道新聞の記事によると、火災は、18日午後11時25分ごろに発生。現在注水作業により、煙は収まっているようですが、他の行動への延焼の可能性もあるとのこと。

この事故は、1981年の、死者数が93人に及んだ「北炭夕張新炭鉱」での、火災事故を思い出してしまいます。この時も、延焼を防ぐために坑道に注水したと聞いています。

昨年11月、「北海道開拓写真研究協議会」で、博物館に保管されている炭鉱写真の調査を行なったばかりでした。

保管されている写真の一部です。

 

 

 

今朝、ノートルダム大聖堂延焼への、エマニュエル・トッドの比較的クールな反応を耳にしましたが、

ノートルダム大聖堂再建への寄付金は、あっという間に集まりました。

夕張博物館に収蔵されているものは、大聖堂同様、人類の文化遺産といっていいと思います。

同館の先行きがとても心配です。