岡村淳監督の上映会が先日北海道立文学館で行われた。
「あもーる・あもれいら」は私にとっては「ギアナ高地の伝言 橋本梧郎南米博物誌」に続く、二作目との出会いとなりました。岡本監督の対象(対象などという言葉はまったくふさわしくないのですが)への密接の引力(これもふさわしい言葉ではない。浸透力、あるいは揚力でしょうか、力などではなく愛なのでしょうが)には驚愕の思いです。ここ迄書いて自分の言葉の貧弱さにはあぜんとします。むだな言葉を費やすよりもとにかく見てほしい。
「岡村淳監督のオフレコ日記」を見れば監督の精力的な上映活動は一目瞭然、いずれあなたの街にも訪れるはずです。是非チェックして遭遇しそうな時は足を運んでください。もしそうなりそうもなければ、何人かさそって上映運動を起こしては。監督は、上映会には必ずご自身が立ち会うという極めてストイックかつ倫理的な行為を実践しています。