CAI02で「時の版」と題された展覧会とともに、3日、第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本代表の美術家、岡部昌生さんと写真家で批評家の港千尋さんのアーティスト・トークが、北海道立近代美術館 学芸副館長 佐藤友哉氏の司会で行われた。それに先立ち、日本経済新聞2009/9/20掲載の港さんの論考は、喪失していく活版印刷の継承の動きを、ポスト情報時代への道筋のひとつとしてとらえており、極めて刺激的でした。私個人の捉え方としてはまだまだ漠然とはしているものの、まさに眼からウロコの論考でした。この地点から見れば、港さんが試みておられるコロタイプのプリントは、大いに納得がいきます。岡部さんのまさに驚愕のインデックス、フロッタージュ作品とともに是非ご覧ください。
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