2011年1月22日・23日に北海道近代美術館で行われた「アートプロジェクトを考えるトークとワークショップ」から始まった、美術家川俣正さんを中心とした「北海道インプログレス」http://hokkaidoinprogress.jimdo.comの一環としての「三笠プロジェクト」が一応の完成を迎えました。

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完成写真は、近々に撮影します。

「三笠プロジェクト」は三笠市内の廃校にて2012年に始動、以来「三笠ふれんず」や美術家菊地拓児さん、北海道教育大の学生みなさんなどの協力で進められてきましたが、そのあり方は、美術と地域社会との関わりがさまざまなかたちで現れています。決して排除を意味しない閉じられたサークルとしての「三笠ふれんず」を基盤としたアートプロジェクトは、すべてに開かれているように見えながら、排除を旨とするグローバルな市場主義経済のあり様の、真逆に位置するように見えます。これからも継続してゆくに違いない「北海道インプログレス」が、来年以降どのような活動を切り開くか注目です。年内刊行予定の豪華版記録集にも。