四国の高松市で、石川直樹さんの写真の学校が、月一回のペースで行われている。
その第二回目の講座に、ゲスト参加させていただいた。

まず、高松市の紹介です。講義開始前の空いた時間に会場近くの栗林公園に行ってきました。
_97A9497

_97A9503

_97A9512

_97A9495
ホテルにこんな張り紙があるのは、さすが四国です。

_97A9494
突き当たりは高松駅ですが、右に折れるとすぐに、源氏と平家の古戦場で有名な屋島があり、徳島への国道11号線は、義経の侵攻路です。

_97A9522

講義は、アウグスト・ザンダーをかわきりに、森山大道、中平卓馬、鬼海弘雄などの、それぞれに異なった対象へのアプローチや撮影法が紹介され、
後半では、受講生がそれぞれに持ち寄った写真集について、
_97A9529

_97A9532

_97A9560

最後に作品についての講評でした。
_97A9574

_97A9579

講師の石川さんはもちろん、受講生とスタッフのみなさん、ともに真摯で熱気にあふれた講座です。
茨城や横浜など、四国以外の方々が集まっているのには驚きました。
主催者の佐々木陵子さんによれば、「作家性を学べる場」を作り、「ともに学ぶこと」が目的、だということです。
この講座はいずれ出版予定だそうです。石川さんに同行していた筑摩書房の石島裕之さんは、島田雅彦似のイケメンでした。

私自身、四国の遍路文化を対象にした研究会を計画しており、この場で出会った皆さんや石川さんとも「四国遍路」を媒介にして交流出来ればと思います。
翌日は、徳島大学総合科学部に伺い、玉真之介福学部長と、北海道長万部でおこなわれた地域活性化シンポジウムでお会いした、矢部拓也准教授に話を伺いました。
その件は、後日に。

なお、フレメン露口のサイトは近々に(たぶん今週中には)改訂します。来週あらためてご覧いただければ幸いです。