高松から『せとうち暮し』がたくさん届きました
先月の「石川直樹写真の学校」を運営する方々が関わり、刊行されている『せとうち暮し』バックナンバーがたくさん届きました。
本当にありがとうございます。
ほんの一部を紹介いたします。
『せとうち暮し』のvol.01は、自分の船を持ち、夜、近くの高松市にラーメンを食べにいく(なんという生活ぶり)JA職員Hさんと、ヘルメット潜水具で、海を相手に、タイラギ漁(30cmもある高級貝だそうです。知りませんでした)などをこなすNさんが登場する「女木島編」です。
以下、vol.02の「豊島編」、vol.05「直島編」までが香川県政策部が発行するフリーペーパー時代(あるいはvol.06まででしょうか)ですね。
ここで紹介されている「女木島」や「直島」には、東京はもちろん、札幌とも、高松や徳島とも違った空間に、さらに異質な時間が流れているようです。
vol.06が欠番で、vol.07からが600円(内容からすれば安い!)という定価で売られる商業誌時代に。
なんとも魅惑的なタイトル「海の地形と海の地名」のvol.08。
「女木島編」でも登場したタイラギ漁は、海底を歩くことで成立する漁だそうで、地名が付けられているということ。そういえば北海道のアイヌ語地名も、狩猟民(あるいは交易民?)としての文化故に成立するのだと故萱野茂氏が記したことがあります。
vol.09「島の台所」は垂涎ものです。
こんなメニューの居酒屋があったら入り浸りですね。
オリーブオイルソムリエでもある黒島慶子さんの連載「醤油ソムリエールのひしお日記」も魅力に溢れています。
ついに登場する「アートもの」も『せとうち暮し』では違った目線を感じます。
リニューアルされたvol.12には、スタッフの皆さんとお会いするきっかけを作ってくれた石川直樹さんも登場。
石川さん、ありがとう。登山の成功を祈っています。
次号には『村上海賊の娘』も登場。宮脇慎太郎さんのすばらしい写真と文の連載など、
話はつきませんが、今回はこれにて。