2月19日管啓次郎さんと佐々木愛さんのトークイベントが、モエレ沼公園、ガラスのピラミッドで行われた。

このイベントは、管さんのブログによれば「2009年に明治大学生田のギャラリー・ゼロで開催したWalking展の札幌ヴァージョンへの橋渡し」とある。お二人のトークでは、旅をし、歩き、そこから生まれるモノ、「歩行=思考=生成」のプロセスが、生々しく語られる。

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お二人の、示唆と刺激に満ちた対話に感謝申し上げます。また、予定されていると伺っている、「Walking展」札幌バージョンが待ち望まれます。

当日の、モエレ沼公園、ガラスのピラミッドとモエレ山です。

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中央に小さく、人影が見えるのがモエレ山。

この、旅し、歩行する身体と、ネット空間をさまよう身体とを、並べて考えてみることは出来ないだろうか。

先週の中島岳志さんのトーク「秋葉原事件−加藤智大の軌跡−」が思いだされる。「歩行=思考=生成」の対極に、加藤智大被告の殺傷行為を、「ダガーナイフを持った他者への歩行」として対置することは、あまりにもグロテスクな試みだろうか。