大正15年の完成以来65年間にわたり空知全域の炭鉱に電気を送っていた旧北炭清水沢火力発電所をメイン会場とする、夕張清水沢アートプロジェクトが行われている。 

先週の連休の晴れた一日にお伺いした。

コールマイン研究室[菊地拓児×林哲]による、そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵で行われた、「LIGHT of coal mine」もすばらしい展示だったが(すでに終了しました。お知らせが遅くなりすみませんでした)、この展示も極め付きに楽しい。

 

会場へのアプローチ

会場へのアプローチ

途中にある上遠野敏さん制作の地蔵

途中にある上遠野敏さん制作の地蔵

この場所は今も現役

この場所は今も現役

メインの展示会場です

メインの展示会場です

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サブの展示会場です

サブの展示会場です

以下、CAI02  佐野 由美子さんからの転送

夕張清水沢アートプロジェクト

札幌ビエンナーレ・プレ企画地域連動アートプロジェクト

日本経済の発展をエネルギー面から支えてきた北海道の炭鉱。なかでも夕張の石炭は、最高級の原料用炭として重宝された。30年前まで炭鉱が操業していた清水沢地区には、今でもズリ山や炭住が残り、そこに住む人々の間には炭鉱コミュニティが息づく。

 

100年にわたる炭鉱の歴史、その後の脱炭鉱の歩み、2006年の財政破綻など、光と陰の両極を経験した夕張。かつての記憶が薄れゆく中、空知各地の炭鉱電力の中枢であった「旧北炭清水沢火力発電所」から、アートの力で炭鉱の記憶を掘り起こすメッセージを発信する。

展示自体は是非お出かけになって、直接ご覧ください。とにかく楽しいです。