四国丸亀市、猪熊弦一郎現代美術館での志賀理江子写真展「ブラインドデート」を見て来ました。

丸亀市の中心に位置する丸亀城

とりたてて、城マニアではありませんが、丸亀城の石垣のフォルムは、全国の城有数のものだと思います。

 

丸亀駅構内

丸亀駅からの猪熊現代美術館

丸亀市は、県庁所在地ではありませんが、県庁所在地である徳島市には、現代美術館も駅構内のエスカレーターもありません。エスカレーターはともかく、徳島にも現代美術館はあればいいなと思います。使われなくなった建物はかなりあるので、運営費さえ工夫すれば作れるのではないかと思います。

以下、展示場内の写真は撮影できないので、美術館の一部を紹介します。

 

 

 

 

志賀さんの「螺旋海岸」については、写真批評家の清水穰さんと楠本亜紀さんの間で、ちょっとした論争が行われました。螺旋海岸は東日本大震災との関わりもあり、お二人の議論も踏まえて、いずれ考えて見たいともいます。

「ブラインドデート」の展示については、ごくシンプルに言えば、写真に内在する暴力的な力への、果敢なアプローチだと感じました。そのアプローチは写真という装置を揺さぶるものであり、それ自体、根源的な問いを伴った暴力な空間になっていたと思います。

会期中のnewsにならず、申し訳ありません。